さてあれからですが。
ギャン泣きでマンションを震わせたあの日、帰りのバスから降りてきた純正の顔は少し疲れてはいたようですが、特に不機嫌な様子もなく駆け寄ってきました。「楽しかった?」と、聞くと、「うん、がっこ楽しかったー!」と、事も無げに答えました。あれ?とその時は思いましたが、その日の連絡帳を見ると少しびっくりしちゃうことが書かれていました。朝、バスから降りるとすぐに泣き止んで、一日機嫌よく過ごしたとのこと。しかも、トイレの失敗無しでした。朝穿いて行ったパンツを穿いています。ってことは、あの小さくて頼りないトイレで用を足せたってこと…?しゅごいじゃん…。
翌朝、起きるなり「バスにのるのー。」という純正。支度を済ませて集合場所に行くとご機嫌でみんなと追っかけっこをしています。そしていざ、スクールバスが来ると…お兄ちゃんたちについて自らバスに乗り込む純正。ぽかーんですよ。で、発車と思いきや一人まだ来ていない子がいて、その子を待っている間に純正が私を手招きします。おかーさん!おかーさん!こっちこっち!と言って、泣き始めてしまいました。そ、そうだよね、まだ3日目だし。が、それでも降りようとはせず、そのまま行ってしまいました。
それで終わりです。純正はそれ以来、超!ご機嫌で毎日インターに通っています。やっぱりこのくらいの子供は言葉の壁に対して抵抗が少ないのでしょうか。学校ではクラスも先生もみんな英語オンリーです。純正はその中でもおそらく日本語を話しまくっているとは思いますが、相手が理解しません。それでも気にする様子は無く、毎日楽しそうです。今朝なんかは早朝からバスバス言って玄関に行ってしまい面倒くさい感じでした。でも、あの、2日目に送り出した時の辛さを想えばへっちゃらです。早く慣れてくれて本当に良かった!
そういえば、お友達と遊んでいるときにおもちゃを持ちながら「ていきっていきっ」と、言っているのですが、もしかしたら「Take it」と、先生に言われているのでしょうか?すぐに私がついていけなくなりそうですね(;´∀`)。
上の写真はインターは土日がお休みで、土曜日のさくらんぼ文庫(絵本サークル)に参加した後。最近またちょっと顔つきが変わってきた気がします。少しずつ、お兄ちゃんになってきましたね。
そうそう、週に1度だけですが、その週の詳しい報告をくれる様です(←写真)。B5の大きさにおそらく全員分のスナップ写真も。純正、馴染んでるじゃん!両脇はどう見ても東洋人には見えないタイプの二人。なんだか不思議な感じですね。制服はいくつか種類があって、純正が来ているポロシャツタイプか、両脇の子が着ているチェックのものです。女の子のワンピースが可愛いです。
毎日の連絡帳は、すごくすごーくアバウトな感じです。項目はいろいろあるのですが、重要なところ(お昼寝は出来たかとか食事をしたかとか)のチェック漏れが結構あります。機嫌のところだけはまだ抜けがありませんので恐らくこの年齢の子の目下の課題は機嫌よく通うことなのかもしれませんね。
連絡帳の様子から、純正は積極的に活動しているようです。絵本読み聞かせの時間もぐいぐい来るようなことが書かれていました。工作にも積極的に取り組んでいる様です。やっぱり入れて良かったと思います。
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