中国語を習ってみると、日本語の多くは外来語なんだなぁと実感します。音読みと訓読みがありますよね。音読みは中国語なんですよ。そうわかっていても、やっぱりその多さには驚いてしまいます。
例えば…
漢字 日本語読み 中国語読み
豆腐 とうふ とうふ
葡萄 ぶどう ぷたお
散歩 さんぽ さんぷ
緑茶 りょくちゃ りゅうちゃ
大概 たいがい だあがい
意味は同じです。
本当にたくさんあるんです。大概なんて日本語だと思っていましたが、外来語なんですね。
ただ、日本語読みだとやっぱり通じません。英語圏でコーヒーだとかメールだとかインターネット等と言っているようなものです。話の流れでわからなくもないかもしれない程度です。
当然ですが、全然違う言葉もたくさんあります。どれが同じでどれが違うかなんてわからないので、結局のところ全部勉強するしかありません。
ところで、日本のパパ、ママ、という言葉の語源はどこなのでしょうね?中国語で母親のことをママ、父親のことをパパといいます。幼児語ではありませんよ。日本語はお母さん、お父さん。英語はMother、Fatherですよね。ラテン語が由来になっているという説もあるらしいのですが、これだけ日本に中国語があふれているところを見ると、日本のパパママは中国語由来と考えた方が自然な気がします。
ちなみに電話はこちらでも電話(でぃえんふぁ)です。これは日本語由来なんだとか。言葉の逆輸入ですね。
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