昨日、初めてスクールバスに乗ってインターへ行きました。もちろん純正だけで。こちらは日本と違って慣らし保育というものは無く、しょっぱなから一人で7時間半の長旅です。インターの校舎へ行くのは初めてではありません。学校見学でも行きましたが、それより日本人幼児絵本サークルに参加しているので、これまでも月に2度通っていました。ただし、私と一緒に。
お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして先生に手を引かれてバスに乗った純正。不思議そうな顔をでドアのガラス部分から覗き込むようにして手を振る私を見ていました。(まさか、後で来るんだよね?)と、テレパシーが聞こえるような気がしました。
学校へ着くと、もちろん、私はいません。先生に伺ったところによると、最初他の子供たちと元気にバスを降りたが、教室へ行くまでにお母さんを探し始め、教室についたころには泣き始めたとのこと。午前中は泣き続け、午後からは遊びながら時々思い出したように泣いていたそうです。ご飯は少しだけ食べた様子とのこと。トイレは一度も言えなかったのか、全てパンツでしてしまったようで、替えに持たせていたパンツやズボンを全て使ってしまっていました。
帰ってきたら私の顔を見て泣くんじゃないかと思いましたが、泣きませんでした。その代り、憔悴しきった様子でそーっとこちらに歩いてきて、そーっと抱き付いて来て、その後はなかなか離れませんでした。それでも良い子であろうとしたのか、「楽しかった?」と聞くと、「楽しかった。」と答えました。でも「明日も頑張れる?」という質問には、全く答えず私にしがみついていました。
写真は部屋に帰ってご褒美のぶどうジュースを飲んでいるところです。目がパンパンに腫れていました。
そして今朝。さすがに泣くだろうとは思っていましたが……予想以上に泣きました。制服どころがパンツを穿くのも嫌がります。無理やり着せて抱えるようにマンションロビーへ行きましたが、昨日は喜んだお兄ちゃんお姉ちゃんの姿にも無反応で泣き叫びます。無理やり引きはがして無理やりバスに押し込んで、バイバイと見送ってきました。周りのお母さん方が、最初はみんなこうよ~と仰るのが逆に泣けてきて大変でした…(*ノωノ)。甘やかされるのに慣れていませんので。
この部屋にじっとしているより、学校で色んな体験をした方が、きっと純正にも良いはずと自分に言い聞かせながら、しばらく耐える日が続きそうです。
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